大問題!司法は公平な判決は下せないと自白している
東京高等裁判所のレオパレス裁判 平成28(ネ)5233 の判決では、「司法は公平は判決は下せない」と自白したに等しい内容を判決で述べています。
これは、この裁判だけの問題ではありません。同様な事を述べた判決は過去にも沢山あり、この裁判だけが異常ではないのです。
過去から、このような無責任な判決があり、最近は良く考えもせず、いつのまにか当たり前になっているという怖いお話です。
問題の判決内容
●東京高等裁判所 平成28(ネ)5233 4頁20行
控訴人の財産的基礎を税収に委ねた場合には番組編集に国の影響が及ぶことが避けられず
*控訴人=NHK
なぜ問題なのか
これは、NHKの財産的基礎を税収に委ねた場合には、「憲法も法律も守られない」と言っています。
これは、憲法第二十一条や放送法第三条は守られないと言っているのです。
これだけでも大問題な判決なのではないでしょうか。
現実的には、そういったリスクはあると思います。
しかし、守られないリスクが有るなら、それに立ち向かい撲滅する方向で考えるべきではないでしょうか。
司法が守られないと決めつけていて法治国家とは呆れてしまいます。
また、控訴人=司法,番組編集=判決 と置き換えてみてください。
司法の財産的基礎を税収に委ねた場合には判決に国の影響が及ぶことが避けられず
という事になるはずです。
裁判官って公務員ですよね。そのお給料は何処から出ているのでしょう。
国の影響って不明確な言い回しですが、番組編集に影響を及ぼすものですね。
私には「裁判の判決は行政の影響を受けている」と言っているとしか考えられないのですが如何でしょうか。
しかも意見を加味しているというニュアンスではないはずです。
国の影響が及ぶことを問題視しているのですからね。
現実的には「やっぱり」と思う方は大勢いるでしょうし、残念ながら真実でしょう。
しかし、大っぴらに認めて良いものなのでしょうか?
司法が三権分立を否定するとは呆れてしまいます。